派遣の医療事務になる
最近増えてきている派遣の医療事務はどのような仕事を行うのでしょうか。
待遇なども含めた派遣の医療事務についてご紹介します。
派遣の医療事務の仕事
派遣の医療事務の仕事内容は、派遣契約が結ばれる時に決められます。
契約書に受付業務や会計業務など書かれていることを行うのが基本ですが、
実際にはスタッフが足りずに契約外の仕事をする場合もあるようです。
正職員との仕事内容の差はあまりないのですが、
大きな病院ほどレセプトなど病院運営に関わってくる業務に関しては
派遣スタッフは入れない傾向があるのです。
しかし、診療所や小規模病院では正職員の医療事務と変わらないところがほとんどのため、
ボーナスなどがない派遣は少し損をしたような気分になることもあるといいます。
派遣は時給で働くため、残業になればその分の給料をもらうことができます。
未経験の時給は1000円、経験や資格がある場合は1300円くらいにアップしますが、
この時給に交通費が含まれている場合がほとんどですので、
通勤費がかさむ場合は予め契約の前に勤務先と交渉する必要があります。
派遣の場合の良いところは、こうした労使交渉の時、
派遣会社のコーディネーターが間に入って行ってくれるところで、
直接聞きにくいこともコーディネーターがきちんと対応してくれるのです。
派遣の医療事務に向いている人
医療事務のプロフェッショナルとして、
ドライに「仕事は仕事」と割り切りたい人には派遣は好都合だといえるのです。
大体の場合は3ヶ月で契約を更新するか終了するかを選択することになり、
居心地が良ければ続けるし、ダメなら次を探すということができるのが派遣の良いところです。
しかし、自分が続けたくても病院側の経営悪化などで「更新できません」と
いわれてしまう場合もあることを覚えておきましょう。