医療保険請求事務者

医療保険請求事務者として働く場合、専門知識や技能を身に着けることで就職にもつながりますし、
自信を持って仕事に取り組むことが出来ます。
ここでは、医療保険請求事務者の資格試験について、ご紹介していきたいと思います。

資格の概要・特徴

近畿地方を中心に実施されている資格です。
窓口業務や会計業務をはじめとする医療事務全般にわたる専門知識と技能を審査します。
就業先へのアピールとして資格取得を目指す方も少なくないです。

運営者

全国医療関連技能審査機構

受験資格

医療保険請求事務者は誰もが受験することが可能です。
年齢制限や性別制限なども設けられていないことから、
自分が欲しいと思った時に取得できる資格です。
高校を卒業して取得する人が多く、
第二の人生を歩み始めた50代の方も受験する姿も見られています。

試験内容

医療保険請求事務者には歯科と医科の2種類に分かれています。

歯科の場合は、2級のみの資格となり、試験内容は筆記試験と実技試験に分けられます。
■2級
【領域Ⅰ:筆記30分】医療保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識(正誤形式及び筆記形式)
【領域Ⅱ:実技120分】診療報酬明細書の作成(レセプト3枚)

電卓や教材などを持ち込むことは可能であるため、全て丸暗記しなければならないというわけではなく、
きちんと知識とレセプトさえ理解できていればよいでしょう。

医科では、現在2級と準1級、1級の3種類があります。
どの級も歯科と同じように筆記と実技に分けられています。
問題によって正誤形式のものもあれば、5択形式のものまであるので
自分が受ける級に合わせた試験対策をする必要があります。

■2級
【領域Ⅰ:筆記60分】医療保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識(5択形式)
【領域IⅡ:実技90分】診療報酬明細書の作成(外来レセプト作成1枚、入院レセプト作成1枚)

■準1級
【領域Ⅰ:筆記150分】社会保険・国民保険・返戻、査定レセプトの請求・総括(社保・国保レセプトの総括)
レセプトコンピュータを用いた実技入力(労災レセプト作成2枚)

■1級
【領域Ⅰ:筆記30分】医療保険制度・公費・福祉の知識、診療報酬算定上の知識、自賠責請求、病名・薬効・検査等
診療に関わる知識全般(正誤形式)
【領域IⅡ:実技120分】診療報酬明細書の点検及び作成(外来レセプト点検、入院レセプト点検、自賠責レセプト作成各1枚)

領域Ⅰ及びⅡともに70%以上の得点率で合格となります。
簡単な間違いなどをしてしまうと点数に響いてしまうため、気を付けなければなりません。
医科でも、歯科と同じように電卓と教材を持ち込むことが出来るので丸暗記は必要はありません。

試験日

医療保険請求事務者の試験は毎月定期的に実施されています。
試験会場は近畿を中心に名古屋や神戸、明石、姫路などで行われているため、
自分が受験する前には宿泊する必要がある場合もあるため、
しっかりと試験に向けてのスケジューリングが必要となってきます。

受験料は1回につき6,500円(税込)です。
合格判定は、受験日より3週間後ほどで郵送で届けられることとなっています。

勉強方法

医療保険請求事務者の資格は、独学でも受験が可能ですが、
準1級、1級は出題範囲も広く専門的知識が多く問われるため、
知識を自分のものにするまでには時間がかかるでしょう。

全く初めての方は、通信講座やスクールに通うことも視野に入れておくとよいでしょう。
神戸医療事務センターでは、医療保険請求事務者の資格取得専門のコースがあります。
通信教育も用意されているので、自分にあった学習スタイルを選択することができます。

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